このたび、美容業界誌「スニップスタイル」5月号に、SPLASHの医療用ウィッグへの取り組みが掲載されました。
私たちが2018年から少しずつ始めてきたこの活動を、丁寧に取材・記事にしていただいたことに感謝しています。
今回のブログでは、誌面で紹介された内容をもとに、
SPLASHのウィッグ事業の背景や想い、今後の展望についてご紹介させていただきます。
【きっかけは、ひとりの家族の声から】
はじまりは、知り合いの妹さんが抗がん剤治療を受けることになった時のことでした。
ウィッグを必要としているのに、どこを探しても「自然に見えるウィッグ」が見つからなかった。
その声をきっかけに、「美容師として何ができるか」を真剣に考え、SPLASH DESIGN MEDICAL WIGの活動が始まりました。
「髪を整える」だけでなく、
「その人の気持ちに寄り添う」ことが、美容師の本質だと感じた瞬間でした。
【病院との連携、広がるネットワーク】
最初はお客様のモデル写真で作ったリーフレットを手に、病院へ説明に回る日々。
うまくいかないことも多かったですが、少しずつ理解が広まり、病院や看護師さんとの連携ができるようになりました。
今では全国の患者さんからもお問い合わせをいただき、美容師としての関わりが広がっています。
【SPLASHでできること】
SPLASHでは以下のような流れで、医療用ウィッグをサポートしています:
ご自身でお持ちのウィッグを持ち込んでいただくことも可能です。
【喜びの声と、スタッフの変化】
記事内では、印象的なお客様の声も紹介されています。
「私は生まれつき脱毛症で、美容室に行ったことがなかった。
でも、SPLASHで初めて“似合う”を体験できた。本当に嬉しかった」
また、当初はウィッグに関心のなかったスタッフが、ある日「いいことだから、私もやってみたい」と言ってくれた出来事も。
お客様の笑顔が、スタッフのマインドまで変えていったのです。
【「特別な技術」ではなく「気持ち」が大切】
ウィッグのカットは、多少の工夫が必要な部分もありますが、基本的にはサロンワークで培った技術があれば対応可能です。
それ以上に大切なのは、“誰かのためにやってみたい”という気持ちだと感じています。
セミナーでもその話をすると、「私にもできるかも」と感じていただける方が多いです。
【医療の場でも伝え続けています】
2024年には、がん診療拠点病院などでアピアランスケアの説明会や患者会でのお話を28回実施。
美容師としての関わりは、医療の現場でも少しずつ受け入れられ始めています。
【認定サロン制度を目指して】
今後は、同じ想いを持った美容師さん・美容室の皆さまと連携し、「認定サロン制度」を構築していく予定です。
ボランティアではなく、しっかり収益も上がる仕組みに。
そのうえで、お客様に誠実に向き合える美容師さんと一緒に、この取り組みを全国へ広げていきたいと考えています。
【動画でご紹介しています】
こちらの動画でも、実際の取り組みや雰囲気をご覧いただけます。
▶︎ 動画を再生する
【最後に】
SPLASHでは、これからも「美容師だからこそできるケア」を大切に、お一人おひとりに寄り添ったサポートを続けていきます。
この活動に共感してくださる方、興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、お気軽にご連絡ください。
見学や相談も可能です。
▶︎ お問い合わせはこちら
MAIL
https://splash-wig.com/contact/
【参考リンク】
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